第2回太田富治夫油絵個展鑑賞後記

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2月14日(水)から20日(火)迄、神奈川県厚木市のアミユー厚木にあるあつぎアートギャラリーに於いて、華々しく、大々的に開催された太田先生の油絵個展の鑑賞記をご案内いたします。先生は公募展・美術団体である、創展(創作画人協会)の会員として長く創展でご活躍された画家であり、もう一つのお顔は優秀な耳鼻咽喉科医でもあります。

半世紀51年に及ぶ歴史のある美術団体である、創展に於いて先生は、厚木地区のまとめ役としての厚木支部長を長く勤められ、創展賞、課題優秀賞、協会賞、第40回記念展賞等、多くの受賞歴に輝く会の重鎮です。

今回の個展は100点余に及び、サムホールの小品から300号(茸の精1・2・3)に至る圧巻の一言に尽きる精力的な作品群の前で先生の圧倒的なエネルギーに大いに感動致しました。
先生の生い立ち、壮絶な戦争体験、尊い生命を預かる医者としての信念、そして何よりも先生の人生哲学・アインシュタインの相対性理論から生まれ出る宇宙観、恐らくは釈迦の説く輪廻転生も視野に入れて創作されたと感ずる見事な太田ワールドの出現を目の当たりにして、先生の描く数々の裸婦に誠にほほえましいエロチシズムを感じ、実に楽しい鑑賞の時間を持つ事が出来ました。

気になる作品は数多くありましたが、此処に5点、つむじ風(120号P)宇宙の旅の終焉・ブラックホール(120号F)きのこの妖精たち(100号F)祝・ヒッグス粒子誕生(100号F)重量崩壊(100号F)をご紹介して感動の個展鑑賞記を閉じます。

森 務